インフルエンザ対策 加湿器を上手に使おう

三重県は12月10日、県内でインフルエンザの感染が拡大し、注意報レベルに達したと発表しました。みなさん気を付けていらっしゃると思いますが、引き続き、手洗いうがいやせきエチケット、換気などの対策をなさいますように。

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下するだけではなく、インフルエンザにかかりやすくなります。それはインフルエンザウイルスの寿命が湿度と密接に関係しているからです。温度が低く湿度も低い環境ではインフルエンザウイルスの生存率が高くなります。冬に流行する理由のひとつはここにあるのですね。

対策として、加湿器などを使って湿度を50〜60%に上げると、インフルエンザウイルスの寿命が短くなって感染のリスクを下げることができます。エアコン暖房を使う人も多いと思いますが、加湿器も上手に使っていきましょう。のどや肌にも良く、インフルエンザ予防にもなるというわけです。

ただ、加湿器を使う時はメンテナンスもしっかりしていく必要があります。
カビの発生しにくい水道水を使うこと、こまめに水をかえることをお忘れなく!